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12月31日:今年も今日が最後となりました。皆さんからの暖かい励ましに感謝、感謝の一年でした。少しでも楽しんで頂けたのなら非常に嬉しいです。
今年も自然災害や悲惨な事件など心を痛めるニュースが多かったような気がします。来年こそは平和で良い年になることを心から祈っています。
クリスマスからニューイヤーのホリデーシーズンはニューヨークの街が最も美しくなります。ロックフェラーセンターのクリスマス・セレブレーションは1931年から続いています。今年のクリスマスツリーは樹齢約50年のエゾマツで、高さは約24m、幅は約13m、重さは約9トン。数十年前に家の中で飾ったクリスマスツリーを庭に植えたところこんなに大きく育ったそうです。3万個の電球で飾られたクリスマスツリーは一見の価値有りですが、今年のもう一つのハイライトは、最上部に乗っている巨大なクリスタルの星です。この飾りは昨年までのクリスマスツリーには無かったもので、直径約3mの星は2万5000個のスワロフスキー製のクリスタルで飾られています。クリスマスの街の様子は下の(マンハッタン)をクリックしてみてね。
来年も宜しくお願い致します。それではハッピーニューイヤー!! (マンハッタン)
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12月4日:12月になるとクリスマス気分一杯。今年のクリスマスツリーとポインセチアを買いにナーサリー(種苗場)にやって来ました。クリスマスツリーは飾る場所に合わせて大きさと形を選びます。外で見ると小さく見えますが、実際に家に飾ると結構大きいのにビックリします。この時期にはクリスマスツリーを屋根にくくりつけて走っている車が多くなります。
今年のクリスマスツリーは形も木の香も結構気に入っています。買ってきたその日はあっという間にバケツ3杯程度の水をツリーが吸い上げてしまいます。今は毎日バケツ約一杯分の水を足してあげています。
ナーサリーの様子は下の(クリスマス)をクリックしてみてね。 (クリスマス)
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11月27日:ニュージャージー州とコネチカット州の境に有る、Lambertvilleはアンティーク・ショップが点在している街として有名です。Lambertville商工会議所のホームページには17店舗が掲載されています。Golden Nugget Antique Marketはその中でも最大規模を誇り、インドアに約60店舗、水曜日と土・日曜日に開催されるアウトドアのフリーマーケットには200ベンダー以上が参加しています。
アンティーク・ショップでの楽しみの一つにディスカウントの交渉が有ります。値段は一応付いているのですが、実は有って無いようなもの。どのショップでも大抵の場合はオーナーとの交渉でディスカウントが期待出来ます。今回も小物を買ったお店でディスカウントの交渉をしました。なかなか希望した価格まで下げてもらえませんでしたが、最後には「あなたのスマイルに」と言ってOKしてくれました。値下げ価格以上に得した気分の一日でした。 |
11月25日:今日はサンクスギビング(感謝祭)で休日です。朝から晴れたり、曇ったり、雨が降ったりととても不安定な天気なので、映画「THE INDREDIBLES (Mr.インクレディブル)」を見てきました。アメリカではディズニー制作によるアニメ映画はことごとく興行的に失敗していますが、PIXAR(ピクサー)制作/ディズニー配給のアニメ映画は「トイ・ストーリー」、「バグズ・ライフ」、「モンスター・インク」、「ファインディング・ニモ」と大成功を収めています。
今回のMr.インクレディブルは公開後3日間の興行成績でファインディング・ニモを抜き新記録を達成しました。”スーパー・ヒーロー物語”に”家族愛”を足した大人から子供まで楽しめるファミリー映画になっていますが、映像の美しさとストーリーのテンポの良さは「流石はPIXAR」と言いたくなるような素晴らしい仕上がりです。アニメならではのカットと007映画をパロディーにしたようなスリルな展開は、見ている子供達も飽きることなく 大人が見てもとても楽しめる映画となっています。
毎回同時上映されるPIXARのショート・ストーリーも楽しみの一つとなっていますが、今回の《Boundin'》もとても可愛くて最高でした。日本公開は12月4日(土)からですね。
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11月6日:紅葉を楽しめる季節も最後なので、ニューヨーク州で2番目に大きい「Harriman」州立公園に行ってきました。公園といっても森林や湖の自然をそのままに、キャンプ、サイクリング、ハイキング、乗馬、フィッシング、カヌー、ロック・クライミング、ハンティングから冬はスキー、アイススケート、クロス・カントリー・スキー、スノーモービル等が楽しめる総合施設となっています。
場所はニューヨーク市街地から北へ約30マイル。公園内には31の湖が有り、ハイキングコースは全長320km。広さは代々木公園の120個分とアメリカサイズ。
紅葉の様子は下の(Harriman State Park)をクリックしてみてね。 (Harriman State Park)
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10月31日:ハロウィーンが近づくとナーサリー(種苗場)ではハロウィーン・グッズや飾り用のパンプキンで一杯になります。近くのナーサリーではお化け屋敷なども有り、子供たちにとってはちょっとした遊園地のようでした。
今年は5年ぶりに日曜日と重なったこともあって、小さい子供たちが好きな漫画や映画のキャラクターに扮装して、"Trick or treat(いたずらかお菓子か)"と言いながら訪問して来ました。今年のハロウィーンの様子は下の(Halloween)をクリックしてみてね。 (Halloween)
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10月23日:10月22日(金)に全米で公開された「呪怨」のハリウッド・リメーク版「The Grudge」を見てきました。「リング」のリメーク版は舞台をアメリカに変更した為に オリジナルと違和感を感じた部分も有りましたが、今回はオリジナルと同じなので特に違和感は有りませんでした。 ハリウッドのグロテスクなホラー映画とは異なり、カメラアングルや心理的に迫り来る日本独特の恐怖感がアメリカ人にどの程度受け入れられるかは未知数です。日本語の細かいセリフが英訳されていない所など通常のアメリカ映画と異なりいろいろと楽しめました。只、アメリカ人に一般の日本の家屋でもこのような恐怖が起こると思われては・・・と心配ですが。
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8月28日:ニュージャージー州の最南端に有る小さな町「ケープ・メイ」は”全米最古のシーサイド・リゾート”として有名です。最盛期の19世紀中頃〜20世紀の初頭にかけては、歴代大統領が避暑地として使用しており、リゾート地としては200年以上の歴史が有ります。町全体が国の史跡に指定されていて、当時の面影は「Cold Spring Village」で見ることが出来ます。
NJ州の車のプレートで見られる灯台、「Cape May Point Light」はここに有ります。夕日で有名な場所にサンセット・ビーチが有りますが、この灯台から眺める夕日はまた格別な美しさです。
それでは下の(ケープ・メイ)をクリックしてみて下さい。
(ケープ・メイ)
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8月13日:カリブ海に浮かぶ小さな諸島のバハマでバケーションを楽しんできました。バハマは大小700の島々と2000もの岩礁で成り立っており、全ての面積を合計しても四国よりも小さい独立国です。NJからは直行便で約3時間。300年以上に渡ってイギリスの植民地だった影響から、英語も通じ、紙幣にはエリザベス女王の肖像が描かれています。マイアミ空港からなら約45分という近さから、アメリカドルがそのまま使え 両替の煩わしさは有りません。避寒客で賑わうクリスマスから3月頃までが観光シーズンとなり、逆に夏期はオフシーズンとなる為 ホテルの値段が安くなり狙い目となります。マリンスポーツだけでなく、ギャンブルが公認されているのでカジノで一攫千金に挑戦したり、輸入品には税金が掛からないのでショッピングも楽しめます。
首都ナッソーのダウンタウン北180m沖に浮かぶパラダイス・アイランドは東西6qほどの小さな島ですが、1960年にアメリカの大富豪により島全体がリゾート・アイランドになっています。
ハーバー・アイランドはナッソーから高速フェリーで約2時間の位置に有り、日帰りが可能な小さな島ですが、美しいビーチで有名です。「ピンク・サンド・ビーチ」と呼ばれるこの美しいビーチは、コンク貝の紅い貝殻が波に打ち砕かれて長い年月をかけて磨耗したものです。白い砂の間にコンク貝の紅い粒が混じりピンクに見えます。スーパーモデルがピンクサンド・ビーチの夕暮れをバックにしている VOGUE等のファッション雑誌やVICTORIA SEACRETのCM等で有名です。
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(バハマ)
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7月18日:ラスヴェガスのシーザーズ・パレス・ホテルで開催されているセリーヌ・ディオン「A New Day」コンサートを楽しんできました。コンサートと言っても幻想的な舞台演出とCGで合成されたショーは普通のライブ・パフォーマンスとは一線を画しています。ミュージカルのように視覚的にも十分楽しめます。
シーザーズ・パレスに作られた円形コロシアム型シアターは4000人を収容出来る大きさでセリーヌ・ディオンのコンサート為に 建てられたものだそうです。シアターの大きさや舞台演出が評判となってはいますが、セリーヌ・ディオンのパフォーマンスは全ての評判を超越した素晴らしいものでした。4000人を収容出来るシアターの大きさをを凌駕するその歌声は心に染み入り、あの細い体のどこからこんな情感有る豊かな声量が出てくるのか神秘的ですら有りました。
サマー・バケーション前の最後のパフォーマンスでもあり、客先も異常なまでの盛り上がりでした。セリーヌ・ディオンのちょっとした仕草や客席とのコミュニケーションでは彼女の可愛らしい一面も見られ、またバックダンサーと息の合った華麗なステップも「現代の歌姫」の印象からは意外な発見でした。
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(ラスヴェガス)
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7月17日:マンハッタンのRadio City Music Hallで開催されたエルトン・ジョンのコンサート「Summer Orchestral Shows」に行ってきました。マジソン・スクエア・ガーデンでは55回もコンサートを行っているエルトン・ジョンですが、以外にもラジオ・シティー・ミュージック・ホールでは初めてのコンサートでした。コンサートのタイトル通り、この日はフル・シンフォニー・オーケストラとロンドンからロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック、ニューヨークからジュリアード・スクールのバック・コーラスを伴っており、フル・オーケストラをバックにしたコンサートも全米で初となります。
エルトン・ジョンのコンサートと言えば派手な衣装とパフォーマンスが有名ですが、この日はかなり違っていました。フル・オーケストラとコーラス、バック・バンドがスタンバイした後、何の前触れも無くタキシード姿のエルトン・ジョンが突然ステージの端から静かに登場。観客も予期せぬ出来事に一瞬何が起こったのか把握出来ず、その直後に嵐のような拍手。エルトン・ジョン自身からも「今日のコンサートはいつもと趣が違います。全米初となるフル・シンフォニー・オーケストラ・バージョンで、また非常に若く才能豊かなロンドン・ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック、ニューヨーク・ジュリアード・スクールの人たちとここでコンサートが出来るのは非常にエキサイティングです。」との紹介が有りました。
エルトン・ジョンは舞台中央に置かれたピアノから殆ど移動することはありませんでしたが、フル・オーケストラをバックに歌うバラードでの伸びの有る声は素晴らしく、自分のピアノとバック・バンドだけのアップテンポな曲ではホール全体がディスコ会場と化すなど、いつもと趣が変わっていた分 ちょっと得した気分で非常に楽しめたコンサートでした。
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6月26日:ニューヨーク・ヤンキース対ニューヨーク・メッツ、サブウェイ・シリーズの第1戦を観戦して来ました。試合前にアメリカ空軍によるパラシュート降下のデモンストレーションが有り、国歌斉唱の最後にはなんとジェット戦闘機3機が編隊を組んでヤンキース・スタジアムの上空を超低空飛行で飛び去って行きました。さすがは大リーグ、しかもニューヨークに有る人気球団同士の「サブウェイ・シリーズ」だけあってスケールが違うのにビックリ!!
前日の試合でスタメン落ちしたメッツの松井稼頭央選手は連続試合の出場記録が途絶えスタメン復帰するかどうか心配していましたが、2番ショートで先発出場。おまけに5打数2安打2打点1盗塁の大活躍で9対3とメッツの勝利に貢献しました。
松井秀喜選手は地元の声援を受けて登場。4回には待望の14号ソロホームランをライトスタンドへライナーで叩き込みました。これでヤンキースが勝っていれば文句なしでしたが、両松井選手の大活躍をライブで観戦出来て大満足のサブウェイ・シリーズ第1戦でした。
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(サブウェイ・シリーズ)
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6月19日:ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル「THE BOY FROM OZ」に行って来ました。ライザ・ミネリの元夫でオーストラリア出身のエンターテイナー、ピーター・アレンの生涯を綴ったミュージカルですが、「ヒュー・ジャックマンの、ヒュー・ジャックマンによる、ヒュー・ジャックマン・ファンの為の」ミュージカル仕立てとなっています。 ヒュー・ジャックマンはゲイを演じているのですが、男優とのキスシーンや、舞台での着替えシーンでは一挙手一投足にファンから「キャ〜」という歓喜の声が上がります。 トニー賞での司会でも見られていたヒュー・ジャックマンのアドリブによる観客とのコミュニケーションはユーモラスとウィットに富んでいて彼の「人の良さ」を感じることが出来ます。映画「Xメン」や「ヴァン・ヘルシング」からは想像出来ない伸びのある声と、顔が小さく手足の長い抜群のスタイルから繰り出されるダンスは一見の価値ありですね。
マンハッタンに有る日本クラブで6月10日〜30日の期間に開催されている藤原紀香さんの「アフガニスタン・スマイルズ(Afghanistan Smiles)」写真展にも行って来ました。地雷で足を無くした子供たち、戦争の犠牲になっている子供たち。でも彼らは母国アフガニスタンが好きで、タリバン政権時代には許されていなかった「学校で勉強する」ことを楽しんで、毎日片道2時間/往復4時間掛けて地雷地帯を避けながら通学しています。別れを惜しみ涙する紀香さんに彼らは「カンダクゥ(笑って)」と言って励ましてくれます。彼らの屈託のない笑顔には感動します。私も彼らからパワーをもらいました。
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(マンハッタン)
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6月16日:マジソン・スクエア・ガーデンで開催されたマドンナの「RE-INVENTION WORLD TOUR 2004」コンサートを楽しんで来ました。ニューヨーク公演の初日なのでオープニングから客席全員がスタンディング・オベーションでマドンナを迎える異常なまでの盛り上がり。マジソン・スクエア・ガーデン全体を包む雷鳴のような歓声と拍手に思わず鳥肌が立ってしまいました。 オープニングから立て続けにヒット曲の連続。その間観客全員がスタンディングのままで声援を送り続けるという興奮ぶり。あっという間に1時間が経過していました。 マドンナは観客の嵐のような声援にも負けることがない素晴らしい声量とプロのダンサーと意気もぴったりな見事なダンスで観客を魅了し続けました。曲調によって変わる衣装もセクシーなものからキュートなもの、時にはギターを掻き鳴らしながらロック風なもの、或いは反戦をテーマにアーミー風なものまで視覚的にも楽しめました。 前座がなくいきなりのマドンナ登場にエンジン・フルスロットルで始まり、アンコールもなく嵐のように過ぎ去った2時間に「格」の違いを感じた素晴らしいコンサートでした。
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6月5日:シリーズ最新作「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」を見てきました。超人気シリーズだけあって1館で2ヶ所同時公開していましたが、どの回も満員。特に週末だったので館内はちびっ子ファンで一杯の状況でした。 ハリー役のダニエル・ランドクリフがインタビューの中で、ストーリーの流れが小さい子にはちょっと難しいかもと言っていましたが、子供たちには多少中だるみの感が有った為か 上映中頃で集中できない子供たちで場内がざわつくことも有りました。ストーリー的には面白かったのですが、映像的には前回のような驚きは少なかったような気がします。日本公開は6月26日ですね。
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5月30日:5月31日はメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日=もともとは南北戦争の戦死者を弔うための日でしたが、今では戦争だけでなく亡くなった人すべてを弔う日となっています)の祝日です。
この時期はメモリアルデー・セールスで全米の小売店舗は賑わいます。ということで、5月30日にはメモリアルデー・セールスが始まっているウッドベリー・コモンへ。ウッドベリー・コモン・ファクトリーアウトレットは全米でも最大規模を誇るアウトレット・ショップ・モールで、我が家からは車で約1時間で行けます。現在約220店舗有りますが、新規オープンのショップも有り店舗数は増え続けています。効率よくショッピングを楽しむ為には 事前の情報収集とアウトレット内の地図は不可欠です。この日はEarly Birdセールスをやっているショップが有りましたので早めに行きました。まずはフードパビリオン内にあるインフォメーション・センターへ。アウトレット内の地図やクーポン券もここで入手出来ます。航空会社のマイレージメンバーだとインフォメーション・センターで更にお得なクーポン券の入手が可能となる場合が有ります。
各店舗のセールス情報のチェックも忘れずにね
それでは下の(ウッドベリー・コモン・ファクトリー・アウトレット)をクリックしてみて下さい。
(ウッドベリー・コモン・ファクトリー・アウトレット)
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5月8日:最新映画の「ヴァン・ヘルシング」を公開された翌日に見てきました。上映時間があっという間に感じた映画は久し振りです。次から次へと目まぐるしく変わるスリリングなシーンの連続は見ごたえ十分。主演のヒュー・ジャックマンがとにかくカッコイイ!!ドラキュラの毒牙にかかった美女達が空から襲ってくるシーンは圧巻。爽快なアクション・ホラー映画に仕上がっています。 ドラキュラ、フランケンシュタイン、狼男などが勢ぞろいし、時代背景にそぐわない武器やエッ!?というようなシーンもも登場しますが、理屈は抜きにして娯楽に徹していると思えばOK。 日本公開は9月4日です。楽しみですね。
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4月25日:映画「ヘルボーイ」を見てきました。マイク・ミニョーラ原作のコミックスからの映画化です。ヘルボーイは人間と悪魔との間に生まれ見かけは悪魔のようですが、心は優しく超常現象や怪奇な事件を解決する政府の極秘エージェントとして活躍しています。マイク・ミニョーラの原作としては「バットマン」の方が有名ですが、ヘルボーイは子供達に人気が有り、映画の中でも突然現れたヘルボーイに子供が怖がることなく恋愛談義をする微笑ましいワンシーンが有ります。
日本公開はヘルボーイの知名度が低いせいか残念ながら未定のようです。
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4月24日:ニュージャージー州プリンストンは全米で8校有るアイビー・リーグの一つ、プリンストン大学が有ります。プリンストン大学のキャンパスは全米一美しいと評判です。非常に歴史も有り、州議事堂として使用されていたナッソー・ホールなど大学の校舎というよりはヨーロッパの古城を思わせる建築物は一見の価値が有ります。キャンパスの広さは2600エーカー。分かり易くいうと東京ドーム約225個分に相当します。 また、プリンストンはアインシュタインが高等学術研究所の教授となり、1935年から1955年にプリンストン病院で亡くなるまでの20年間住んでいた町でもあります。 この日はちょうどプリンストン大学と町が合同で行っているスプリング・フェスティバルが開催されていました。
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(プリンストン)
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4月18日:ニュージャージー州でもやっと桜が満開となりました。ブランチブルック・パークで毎年開催されているチェリー・ブロッサム・フェスティバルに行ってきました。ここには種類も様様な約2,700本の桜の木があります。会場にはステージが設置され、和太鼓や武道の演舞のデモンストレーションが行われていました。和食器、折り紙教室、盆栽、活け花、書道、等日本の文化を紹介しているショップもあり、どのテントも結構賑わっていました。
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(ブルックブランチ・パーク)
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3月6日:コネチカット州ウッドベリーはアンティークの町として有名です。16〜19世紀のイギリス、フランスを中心としたヨーロッパの家具は非常に豪華で高価ですが、見るだけでも一見の価値有りです。メインストリート沿いに、家具だけでなくキッチングッズや小物、食器、アクセサリーを取り扱う様々な37軒のアンティークショップが建ち並んでいます。
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(ウッドベリー)
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2月29日:4年ぶりの2月29日ですね。今日誕生日の人は実年齢が20歳でもまだ5歳。2月29日生まれの人が実際に誕生日を祝うのは、2月28日よりも3月1日の方が多いそうです。 今月に入って、ライム入りダイエット・コーク《Diet Coke with Lime》が新発売となりました。まだテストマーケティングなのでしょうか、FM放送のスポットCMが流れている程度でコカコーラ社のホームページでも紹介されていません。ラジオのCMだけが先行してなかなか商品が出回っていなかったのですが、やっと近くのスーパーで見つけましたので早速飲んでみました。 ライムの香りと味がほんのりする程度でチョット中途半端な感じです。レモン入りダイエット・コークの方がサッパリ感が有ってお勧めです。ライム入りダイエット・コークにはこちら《ボトル・タイプ》も有ります。
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2月22日:ペンシルバニア州ランカスターには18世紀の生活様式をそのままに独自の社会を形成し「アーミッシュ」と呼ばれている人達が暮らしています。ランカスターは丘陵地帯で、特にアーミッシュの人達が生活している地区は現代の文明社会と完全に隔絶されている感じです。
「Amish Farm and House」は実際にアーミッシュの方達が住んでいた居住区の一部を観光用にしたものなので、使用されている建物、農場、納屋、展示物は全て本物。電気を使用していない為 現代人の生活には不可欠な電化製品は全く有りません。明かりは灯油のランプ、冷蔵庫はプロパンを使用しているそうです。交通手段は馬車。住居も非常にシンプル。壁紙は使用せず、壁の色は白かスカイブルーが基本。アーミッシュ・キルトは有名ですが、洋服も独特なデザインで全て家族の服は各家庭の手作りだそうです。女性の服にはボタンがなく、全て針で止めてあります。男性はサスペンダー付のズボンと麦藁帽子がトレードマーク。結婚式などの公式行事には黒い帽子となります。義務教育前まではドイツ語がベースの独自な言葉のみを使うそうですが、小学校からは州が提供する教科書を使用するので英語も習い始めるとのことです。写真は撮影するのも撮影されるのも苦手で、小学校では写真撮影をされる場合の断り方を学ぶそうです。
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(ランカスター)
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2月15日:2月16日はPresidents' Dayで連休となる為、ペンシルバニア州のフィラデルフィアに行ってきました。ギリシャ語で「兄弟愛」という意味のフィラデルフィアは、古くは「アメリカ生誕の地」として、最近では映画「ロッキー」の舞台となった町として有名です。アメリカ建国初期の史跡が集中している歴史地区には観光ポイントが一杯。
インディペンデンス国立歴史公園にはアメリカの自由の象徴である「リバティ・ベル(自由の鐘)」、独立記念館などが有ります。2003年に新しく完成した「リバティ・ベル・パビリオン」には、ペンシルバニア州議会が州議事堂用に注文し1753年に取り付けられたベルが歴史の変遷とともに「自由の鐘」としてどのように有名になっていったかの説明と実際のリバティ・ベルの展示があります。観光シーズンではなかったので リバティ・ベルの説明ビデオの日本語版を私たち家族だけのために流してくれました。ラッキー!!
アメリカで最初の銀行、2番目の銀行、アメリカ国旗を最初に縫ったとされるベッツィー・ロスの家、全米第3位の美術館としてよりは最近では映画「ロッキー」の舞台として有名なフィラデルフィア美術館など見所たくさんです。
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(フィラデルフィア)
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1月10日:映画「ピーターパン」を見てきました。昨年に映画館に貼られてあったイメージポスターを見た時からアニメでなく実写版ということに興味を持ち、どのように仕上がるのか密かに楽しみにしていました。 ネバーランドへは宇宙に飛び出して行くなどちょっと「エッ!?」と思うような所もありましたが、画像もとても綺麗で主役のピーターパンを始め子役たちが皆それぞれに個性的で可愛く、全体的には満足いく仕上がりでした。日本公開はゴールデンウィークのようです。
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1月4日:明けましておめでとうございます。今年1年も皆さんにとって素晴らしい年でありますようにお祈り致します。
今年最初のレポートはワシントンDCに行ってきたものです。昨年のクリスマスからニューイヤーの休暇シーズンは、テロ警戒レベルが上から2番目のオレンジ色に変わり、2001年9月11日以降で最もテロの可能性が高いとの警告が有りました。旅行もちょっと躊躇しましたが、「計画を中止するとテロリストの思い通りになる為 計画通りに行動して下さい」とテレビでもアナウンスしていたので思い切って行ってきました。
テロを警戒して、ホワイトハウス、ペンタゴン(国防総省)、FBI本部、印刷局(造幣局)のツアーは2001年9月11日以降中止されています。それでも今回の滞在だけではとても全部見て回ることはできないくらい観光スポットが目白押しです。しかもそのほとんどが「無料」なのです。今回の旅行では2002年の夏に新しくオープンした世界で唯一の博物館である「国際スパイ博物館」だけ有料でした。それでも、傘に仕込まれた銃、洋服のボタンに隠されたと小型カメラ、靴のかかとに埋められた発信機などの展示物、007映画に登場したアストンマーチンのボンドカー、真珠湾攻撃前の暗号解読など実際に使用されたシリアスなものから笑えるものまで料金分は十分に楽しめ大満足でした。
国立航空宇宙博物館はスミソニアンの中でも大人気ですが、意外な展示物が多く誰でも楽しめるお勧めのミュージアムは「国立アメリカ歴史博物館」です。注目度ではスミソニアンには負けていないのが「ホロコースト記念博物館」です。ホロコースト(ナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺)という非常にシリアスで重いテーマですが、実際に使用されていた展示物や当時のフィルムにより悲惨な歴史の事実が心に突き刺さってきます。ナチス誕生の歴史的背景からナチス・ドイツの独裁、そしてアウシュヴィッツ収容所でのホロコーストまで、歴史の重みが心にずっしりと圧し掛かってきます。
今年こそは平和な1年であって欲しいと心からそう思います。それでは下の(ワシントンDC)をクリックしてみて下さい。
(ワシントンDC)
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